ナリタトップロード急死
・・・
この馬を初めて見たのは雨が降って寒かった弥生賞のパドック
雰囲気のある馬体に一目惚れ
鞍上の渡辺と同い年と言うこともあり、本当に応援した馬だった
クラシック3冠はこの馬と心中
日本ダービーで一旦先頭立ったときは
トップロードォォオオ!!!
と絶叫したもんだ
多分あれくらい叫んだのはこれとトップガンの天皇賞春くらい
府中から帰ってビデオ見たらレース後に渡辺が泣いているのを見て、俺も不覚にも泣いた
それだけに菊花賞の勝利は嬉しかった
ペースを読みきった渡辺の最高の騎乗
人馬ともに男になった
古馬になってからテイエムオペラオーに1回も先着できなかった
飛びが大きい馬でイマイチ器用さに欠けるような所があったけど、その辺の差が出たんだと解釈してる
それもこの馬の個性
ハマった時の強さは本当に凄かった
阪神3000mのレコードはよほどの高速馬場にならない限り破られない筈
ゴール前落馬もあり
天皇賞春3年連続3着になったり
鞍上を巡る師弟ドラマあり
60キロを背負って重賞勝ったり
思い出を出したらキリがない
G1は菊花賞だけだけど、記録より記憶に残る馬だった
幸い産駒は3世代は残るようなので、1頭でもまた父のように活躍できる馬が出てくれば・・・
またその時はトップロードを応援してた時のように絶叫もするのかな
ナリタトップロード、ありがとう
安らかに